ファッとして桃源郷をリピートし続けて気付いたこと
てーきゅう4期OPファッとして桃源郷を作業用BGMとしてリピートし続けた結果あることに気付いた。
僕はアニソンが好きだ。ということである。
いやこんな所で妄想垂れ流している野郎なら当然アニメや漫画いわゆるオタク方面に嗜好が偏っていることは何もおかしなことではないし、特筆すべきことではないことは理解している。
しかしだ。
私は現在スポーツマンとして大学の寮に同部屋に二人で暮らしている。
大学4年生の僕は当然のごとく部屋の支配者として好きな音楽も垂れ流すし、空のポテチも放置している。
最初に書いたが僕は机に向かいひたすらこうしてキーボードを叩いて暇をつぶしながら、ファッとして桃源郷を延々とリピートしている。
同じ曲を何度も聞いて苦痛に感じる人もいるかもしれないが、この電波な歌詞やテンポの良さで僕としては24時間流し続けてもそれほど苦ではないしむしろ楽しい。
だが同部屋の下級生にとってはそうではないらしい。
同部屋の子、仮に山口君としよう。山口くんはラルクだのワンオクロックだのハイカラな音楽が大好きな僕とは正反対の趣味を持つ。
そんな彼にとって僕が流し続けるこの曲はまるで拷問のように感じるらしい。
リピートすること1時間。
山口君「先輩その曲好きっすね(苦笑)」
リピートすること3時間
山口君「そろそろ曲変えません? 完全感覚ドリーマーとかいいっすよ」
リピートすること6時間
ついに山口君は違う奴の部屋へと逃亡。
さて最後に、部屋に寝るために帰ってきた彼が口にしたのは「ヘッドホンで聞いてもらってもいいですか」というものであった。
僕も正直言ってワンオクロックの知らない曲を流し続けられたらストレスが溜まって暴力に走りかねない、と彼の気持ちを少し察してヘッドホンで聞くことにした。
ワンオクロックの完全感覚ドリーマー、試しに聞いてみると良い曲だ。
しかしどうもアニソン系列のものを聞いたほうが気分がいいなぁとか思う。
これは僕がアニメの音楽というブランドに価値を見出していることに過ぎないのかもしれない。
アニメのキャラクターがまるで歌っているかのような感覚が好きなのかもしれない。
自分のことなのに意外と好きな理由というものはわからないものだ。
更に言うと山口君がワンオクロックが好きというのも曲が好きだというのもあるがブランドに価値を見出している点を確実にあると思う。
そうでないなら、まずもってワンオクロックの曲が好きという話にはならないはずだからだ。
もしブランドに価値を見出していないならワンオクロックの曲ではなく、ただ単純に完全感覚ドリーマーが好きとなるはず。
つまり僕はファッとして桃源郷が好きで聞いていると思ったが、アニソンで似たような曲調であれば何でも良いのだろう。